下処理が面倒な砂肝。
でも砂肝自体は好きなので、たまに食べたくなるんです。しかも安い。

うちの近所のスーパーでは1パック200円以下で売ってますよ。
今回も、砂肝食べたいなぁなんて思って買ったはいいものの、どう食べるか考えてませんでした。
せっかくなのでホットクックを使うことはできないか?と思い調べたところ「砂肝のコンフィ」なる料理が。

え?コンフィってなに??
という感じで、「コンフィ」について調べるところからスタートしましたが、料理自体は超簡単でした。
下処理しかしてません。まぁ、そこが面倒ですが。
でも下処理さえすればこんな美味しいものが食べれるなんて、やっぱりホットクックありがとうって感じですね。
↓ホットクックの使用感についてはこちらでレビューしてます
コンフィってなに?
普通に料理する方ならご存知かも知れませんが、私のようにそんなの初耳、という人のためにご説明します。
コンフィはもともとフランス料理でたっぷりの油で、食材を低温でじっくり煮る料理です。
低温で、じっくり、なんてホットクックにぴったりですよね。
しかも、元々は保存食としてできたそうですから日々の作り置きにもぴったりの嬉しいことづくし。

パクパク食べて作り置きにならなかったですけどね!
材料
材料はこんな感じです。
塩の分量以外は、適当で大丈夫です。塩の分量は、勝間和代さんのロジカルクッキングを参考にしています。
- 砂肝:あるだけ
- ローリエ:2枚くらい
- ニンニクチューブ:大さじ1くらい
- オリーブオイル:砂肝が浸る量
- 塩:総重量の0.6%分
食材は以上で、あとはフリーザーバックがあれば準備オッケーです。
ローズマリーなんかもあれば更に良さそうですが、我が家にはそんな良さげなハーブはなかったので・・・。
ニンニクも、チューブではなくニンニクスライスしたものがあればそのほうがおいしいですね。
手順
やることとしては、
- 砂肝の下処理
- 材料を混ぜる
- 冷蔵庫で置く
- ホットクックで低温調理
この4STEP。

①が終わればあとはほぼおまかせ!
砂肝の下処理
手を動かすのはここだけです。砂肝の銀皮を取り除きます。銀皮は砂肝の白い部分。
まず、山2つの真ん中をパカッと包丁で切り離します。
次に切り分けた片方の山の、上の方から下に向かって包丁で削ぐように白い部分を取り除きます。
同じ要領で反対側も取り除き、もう片方の砂肝も同様に処理します。
そして食べやすい大きさに切り分けるんですが、私は縦にそのまま半分にカットすることが多いです。
これをひたすら全部繰り返し。

ひたすら無心。
これが終わればもうほぼできたようなもんです。
材料を混ぜる
フリーザーバックに、砂肝、ニンニク、ローリエ、オリーブオイルを入れます。
最後に、すべての材料の総重量の0.6%の塩を加えて満遍なく行き渡るように混ぜ、空気を抜いて密閉。
冷蔵庫で置く
フリーザーバックを冷蔵庫に入れて寝かせておきます。一晩くらいですかね。
次はいよいよホットクックの出番です。
ホットクックで低温調理
内鍋にフリーザーバックを入れて全体が浸かるまで水を入れます。袋が浮いてこないように、上からお皿を被せて置きます。
手動調理>発酵・低温調理で、
温度:65度
時間:4時間
で設定、調理スタート。
あとは出来上がりまで待つのみです。
完成

4時間経ったら出来上がりです。
砂肝のコリコリとした食感がありつつ、適度な柔らかさでパクパクいけちゃいます。
味はアヒージョみたいな感じで、おいしいオリーブオイルを使ったらもっと美味しくなりそう。
アレンジ
食べ終わった後のオイルは、パンにつけても美味しかったですよ。パンとオリーブオイルの相性ってほんと良い。
あとは炒め物にも使ってみましたが、ちょっとオイルの色が出て黒ずんでしまいました・・・味は問題なかったですが。
オイルを少し置いておいて、上澄みを分けて使うと良いみたいです。
1番合いそうなのは、パスタですかね?ペペロンチーノ的なものができそうですよね。
こんな感じで、余すことなく使い切れるのもおすすめポイントです。
まとめ
砂肝のコンフィ、どうですか?簡単そうですよね。
低温で長時間煮込むってホットクックがなかったら、難易度高いし時間もかかって面倒なので絶対やってないです。
ホットクックなら指定の温度でビシッと決めてくれますからね。
ホットクックのおかげでハードルもグッと下がって、新たなレパートリーが増えちゃいました。
調理自体はほんとに簡単だし、何より失敗もないので、気が向いたらぜひ。